心機一転が心機一転したことなんてほとんどない

今週のお題「引っ越し」

引っ越しについて、どのようなイメージがありますか？

「わくわく」「面倒」「新しい土地で楽しみ」....

私はなんとなく、引っ越しをして新しい環境に身を置くことで、

今までのくすぶっている自分とさよならをし、

新しい自分になれるのだ、

私も変化をしているのだ、

人生の駒を皆と同じように進めているのだ....！

という気持ちがありました。

要は、変わりたいんですね。

今の自分よりもっと変われると。

まだまだ自分、こんなもんじゃないんだと。

でもそれって、結局もとに戻っちゃう。

そのときは変われた気がしても、

ひと月たつとなんかボロが出てきて、

結局なんだか前みたいになっていて、

ああ、私ってこうなんだなって、こうなるはずじゃなかった私になっている。

私はわたしからのがれられない。

心機一転したつもりだったのに、全然心機一転になってないじゃんって。

でも、その行動からわかったことってやっぱりあって。

無駄にはなっていないのです、そのアクションは。

なにが言いたいのかというと、

結局私はわたしであって、

自分と付き合っていくしかないんだなと。

惨めでしょうもないのも自分なのだ。

そんな自分をまるごと抱きしめることってすごく難しいけれど、

それが少しずつでもできるようになってきたら、

きっと世界の見え方も変わる。

私を愛してくれるひともほしい。

でも、ずっとずっと望んでいるのは、自分を自分で愛すること。

引っ越しについて想うことでした。（考えすぎかも）